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2012.08.18 いいね!ボタン設置
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氷彫刻用具について | |
平 ノ ミ | 刃幅は12mm〜120mmくらいまでで、細かい部分の作業、荒削り用、仕上げ用等、目的にあわせて使い分ける。特に12mmの首長平ノミ(写真の上から6番目)は狭い箇所の抜き、円の刳り貫きには重宝する。 また、氷に構図を描く場合には平ノミの小さいサイズのものを使うのが通例です。 価格はよく使う刃渡り60mmで25000円程度 30mm、60mmがまずあればいいと思う。 |
角 ノ ミ | 大小2本あればいいと思う。刃の角度は45度と60度のものもある。 彫刻をする上で一番技術が要求されるのも角ノミである。ラインの勢い、彫る深さの一定性などはかなりの練習とセンスがいる。この角ノミでの作業を電動ドリルで行うようにもなってきており、角ノミでは表現できないような氷の表情を見せてくれる 価格は小(15mm)で20000円、大(30mm)で30000円位 |
丸 ノ ミ | 持ってるけど、あまり使うことはないなあ。砥ぐのも大変だし。経験不足です。 |
ノ コ ギ リ | 刃渡り330mm(ピストル型)〜540mm 価格7000円〜27000円位 |
チェーンソー | 老体スカルプター(sculptor)には必須のアイテム。なるべく軽量のものが使いやすいと思う。 使いこなせば、これ1本で作品が出来る。カッターのツメ(デプスゲージという)の部分をグラインダーで削り落として使うと食い込みが良くなる。(詳細は氷の雑学のページに書いています) |
ド リ ル | 従来の氷彫刻技術の固定概念を変えてくれました。 アタッチメントを変えて刳り貫き、線彫りなど用途は多い。文字を書くときなどは是非とも必要。
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ナ イ フ | 曲線・曲面造りになくてはならない。 片刃のナイフで刃渡り最低15cmはあった方がいい。 |
コ ン パ ス | 価格5000円程度 |
チンチョウ | 1本氷の移動には欠かせない。 価格10000円程度 私の知り合いの氷屋さんは、手カギ一つで1本氷を立てます。最初見たときは、感動してしまいました。(今でもそうですが)
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砥 石 | 氷彫刻を始めるに際してノミが切れないことには話にならない。切れないと無駄な力もいるし、思う方向へノミが動いてくれませんし、いい作品も出来ません。大工さんの仕事と違って金槌はありませんから「氷は押して切る」が基本です。そのためには刃先を常に鋭利な状態にしておく必要があります。(大工さんのノミが切れる、切れないということではなく、素材が違うということなのです) 刃こぼれがひどい状態なら荒砥石から当て次に中砥石そして仕上げ砥石というふうに順序を踏んで砥石を使い分けることも大事です。 また、当然のことながら砥石自体の手入れも重要で常に表面をフラットにしておく必要があります。そうでないと、刃先が当たるところと当たらないところができ切れ味のムラができてしまい、思うような仕事が出来ません。砥石の磨耗の少ない金剛砥石(ダイヤモンド砥石)を使うのもいいでしょう。 で、砥ぎ方ですがこれも難しいもので、最初の内は砥ぐ角度をなかなか固定できないため刃先が丸砥ぎになってしまう場合が多いようです。丸砥ぎの場合は刃先は切れても突っ込みが悪く、余分な力が入ったり氷からノミが逃げていくような感じになります。研ぎ方に慣れないうちは砥石とノミの角度を固定した状態で、腕先ではなく体全体を動かすようにしたらいいと思います (^_^;) |
その他 | ◆氷ノミケース ◆スケール ◆手かぎ ◆ライター用ガスボンベ(接着用) ◆ガストーチ ⇒写真(氷彫刻の表面をバーナーで溶かし表面の小さな氷屑を取ったり、丸みを出す時に使ったりします) ◆ひきのこ(結構便利です) |
彫刻用具参考価格 (カネミツ株式会社) |
平ノミ・角ノミ 丸ノミ・ノコ ドリル カネミツ株式会社住所 |
氷彫刻飾り台 | 写 真 |